下の田圃裏の流量計測樋の改修
日時 2014/1/7(火) 11:00〜13:00 曇
場所 生田緑地下の田圃
参加者 岩田臣生

2014年の初活動は、下の田圃裏の水流に設置した流量計測用の樋を設置し直すことにしました。
2008年にモニ1000水環境調査を開始するに当たって、管理者である川崎市北部公園事務所と話し合いを行いました。
その結果、調査の承認にとどまることなく、当該地点を含めて3ヶ所については流量計測ができるように、同事務所の直営班の方たちが樋などを作製して設置してくれました。
その一つが、当該地点の樋です。
しかし、最近の調査時には樋の下から水が漏れていたり、下流の隣地内の水路の流れが悪くなって樋の下流部の水位が上がってしまい、計測が困難になっていました。
そこで、樋自体を一旦外し、泥を積んで、桶の底を高くしました。
ただ、下に積んだ泥は水路に溜まっていた泥なので、これで保つかどうかは分かりません。 でも駄目なら、また手を入れればいいと思います。




合わせて、12日の生田緑地観察会のために下見を行いましたが、昨年夏以降の天候によるものか、造形美を楽しめるような枯草は無く、キブシの蕾は硬く、春を先取りするようなものも見当たりません。
出会った野鳥はメジロ、コゲラ、アオジ、キジバト、カラスぐらいで、フユシャク類♀が3匹、ミナミトゲヘリカメムシ1匹が手摺りの上にいました。
また、ハンノキ林上の池も一部結氷し、田圃の畔の上の泥は霜柱と一緒に硬く凍っていました。
冬の生田緑地、寒さを味わうだけではない観察会にしなければならないと思いながら歩きました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation