生田緑地の自然保全活動


アズマネザサ刈り
日時 2014/3/18(火) 10:00〜13:00 晴
場所 生田緑地 城山下谷戸 B10
参加者 岩田芳美、木坂陽子、細川洋子

城山下谷戸の自然探勝路沿いのアズマネザサを刈り取って、スミレ類やミヤマカンスゲなどが楽しめるようにしました。
春一番が吹いて、埃っぽい中での作業でしたので、全員マスクを着用して活動しました。
アズマネザサの茂みから、新葉を出し始めたタマノカンアオイが現れました。







水辺再生・保全
日時 2014/3/18(火) 10:00〜13:00 晴
場所 生田緑地 湿地再生地 B05
参加者 岩田臣生

3人とは別に湿地再生地3段目の水辺再生活動の続きを行いました。
前回、少し手を入れたにも関わらず、水面が広がっていませんでした。 水の落ちているところから溢れ出てもいません。
よく見ると、そこには2つも、3つも、大きな孔が開いていました。 サワガニにしては大き過ぎます。ヘビのようでもありますが分かりません。 元の地主さんが、田圃を諦めて、畑に転用するために開けていたものかも知れません。 何であれ塞ぐのは容易ではなさそうです。
要は孔の方に水を行かせないことだと考えて、竹林から1m程の長さに切って積んであったモウソウチクで縦に割れているものを拾ってきて、これで落ちてくる水を受けて流すことにしました。
どうやら上手くいきました。水は順調に周囲に溢れ始めました。 中途半端なことをしていないで、さっさとやっておけば良かったと思います。
その竹を取りに行く時に、竹林側からの水流が橋の下で消えているのを見つけました。
スコップは持っていませんでしたが、橋の下に潜り、素手で泥を寄せて孔を塞ぎ、水流を湿地に導きました。
チゴザサの根やコガマの根で固まった土を掘り起し、端に寄せて、水面を広げることを優先しました。


湿地再生地の保全活動は、もう1回の水辺保全と4月にはヤマグワ刈りを行う予定です。

湿地再生地にも、やっと、オオイヌノフグリやフキノトウが咲き出しました。
また、越冬していたキタテハが来ていて、2匹が卍行動を見せてくれました。 キタテハの卍行動は初めてでした。
木道の上では、これも越冬していたテングチョウが傷んだ翅を少し広げて、春の日差しを受けていました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation