生田緑地の自然保全活動


ヨシ刈り、湿地の攪乱など
日時 2014/4/2(水) 10:00〜12:30 曇
場所 生田緑地下の田圃付近 
参加者 岩田臣生、鈴木潤三

サクラが咲き、コナラの芽吹きが始まり、キタテハやテングチョウに加えてキチョウ、キアゲハが飛び始めました。 谷戸へ降りると、もうシュレーゲルアオガエルの鳴き声が聞かれました。
今回は、冬の間、刈らずにおいたヨシを刈ることにしました。
既に、オオミゾソバが発芽し始めています。

作業をしていたら、すぐ脇ででカワセミの声がしました。 垣根に止まって、じっと田圃の水面をみつめています。
この時期、下の田圃で狙える獲物はホトケドジョウでしょうか。 絶滅危惧種ではあっても、生態系の中の一つの出来事です。 産卵直前の成魚を食べられてしまうのは気になりますが、そんな立場にある淡水魚なのだと思います。
帰り道に、野鳥班のMさんに出会ったら、カワセミが営巣していると聞かされました。



枯れたヨシの生えている湿地はズブズブの状態でした。 水路部分が枯草や草の根のために流れ難くなっていたためのようです。 これらを掻き取って、流れやすくしました。





生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation