生田緑地の谷戸の自然保全活動



田圃の手入れ(代掻きにならず!)
日時 2014/5/13(火) 10:00〜12:30 雨後曇
場所 生田緑地 上の田圃
参加者 岩田臣生、鈴木潤三、細川洋子

今年の田植えは5月25日(日)です。
前夜の雨がまだ残っていましたが、代掻きをするべく谷戸に降りました。
オカタツナミソウが園路沿いに咲いています。
心配していた通り、田圃には水が湛えられていませんでした。 雨に期待したのですが、残念ながら降雨量は少なかったようです。
上の田圃の下の段の代掻きのつもりが、どうやっても、田起こしと変わりません。
そこで、まず、上の田圃の下の段を一周り、畔の上への泥上げを行いました。 畔にはトウバナが咲いていました。
次に、アメリカザリガニが畔に開けた孔を探して、これらに落葉や泥を詰めて塞いでいきました。
さらに、上の段との間の水路部分の孔を塞ぎ、上の段の孔も塞ぎましたが、元々の流入水量が少ないせいか、水位は余り変わりません。
そこで、田圃への導水路を調べると、先日塞いだはずの孔が開いていました。 その孔からは流れ出す水音がしていました。
スコップを持ってきていなかったので、応急的に、竹の枯葉と泥で孔を塞ぎました。
作業の順番が逆でした。
導水路からの流量は増えましたが、田圃の水位が上昇するには時間がかかります。 既に、12時を過ぎていましたので、この日の活動は終えることにしました。


活動中、田圃の中の土塊の陰にあったシュレーゲルアオガエルの卵塊を2個も割ってしまいました。 中には、卵黄嚢をつけたオタマジャクシがいました。

ヤマグワの葉の上に、大きなガガンボが雨に濡れていました。 マダラガガンボでしょうか。 大型のガガンボの出現する季節になったようです。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation