生田緑地の谷戸の自然保全活動



水辺保全
日時 2014/5/20(火) 8:30〜10:00 晴
場所 生田緑地 湿地
参加者 岩田臣生

事情があって、皆が集合する時間より早く生田緑地に着いたので、久しぶりに湿地の水の状態を調べておくことにしました。
林床にオカタツナミソウが咲いています。

園路わきの草の上にヤマトシリアゲがいました。


湿地に着きました。予想は外れてくれないもので、1段目の途中で水の流れが消えていました。
水路部分にかかっている草を刈り、溜まった土砂をあげていきました。
ヨシを刈っている時に、褐色のトンボが横切りました。 まだ5月です。まさか!と思ったものの足が泥から抜けません。 一瞬の出来事で終わりました。
途中まで水が流れてきたところで止めて、田圃に向かいました。

当該地の湿地再生によって復活した植物は、今年も発芽しました。 後は時々、チゴザサの駆除をすれば、今年消えてしまうということはないでしょう。


大きなキアゲハの幼虫がセリの葉を食べていました。


ヤマサナエも現れました。


代掻き(しろかき)
日時 2014/5/20(火) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 上の田圃
参加者 岩田臣生、鈴木潤三、政野祐一

田植えまでに代掻きを終えなければなりませんということで、応援が来ました。
ところが、肝心の水が足りません。
水路から始めて田圃の畔の水際を調べ直して、見つかったアメリカザリガニ孔を落葉と泥で埋めていきました。 しかし、沢の流量自体が少ないためか、田圃の水は増える様子がありません。
水の足りない状態ながら、できるだけのことはするという気持ちで活動しました。
翌日は雨の天気予報です。 たっぷり降ってほしいと願いつつ、引き揚げました。


アズマヒキガエル幼生(オタマジャクシ)は、かなりの数が上陸したと思われます。 水涸れで全滅という事態は避けられたようです。

イチモンジチョウも出てきました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation