谷戸の水辺の管理、草刈り、アメリカザリガニ駆除など 日時 2014/9/2(火) 10:00〜13:00 快晴 場所 生田緑地稲目谷戸 参加者 岩田臣生、細川洋子 9月になりました。 8月は休んでいた保全活動を再開することにしました。 雨も降りましたので、先ず、谷戸の状態を確認することにしました。 そして、緊急に対応しておくべきことがあれば、それだけは実施しておくことにしました。 久しぶりに、雲一つない快晴です。 ピクニック広場の草地では、今年は、この時期の草刈りを試してみたいと思っています。 萌芽更新地区では、1月に伐採したコナラやクヌギの萌芽の状態を調べておくこと、絡み合っている低木を少し除伐することなどが作業課題のようです。 ハンノキ林の南エリアにギャップをつくって、ハンノキの実生が育つ明るい環境をつくる必要があります。 林床の水流の手入れは10月に入ってからにしたいと思います。 湿地再生を進めている地区は水面ができて、オオシオカラトンボが群れていました。 アキノタムラソウが他の植物に負け始めていました。 アザミが急に大きく成長していました。 7月24日に刈ったカナムグラは6週間で一面に広がっていました。 1段目から3段目まで水が入っていることを確認できたので、上の田圃に移動しました。 8月24日の里山の自然学校第6回夏の里山の時に、上の田圃への導水路の水漏れは応急的に素手で補修しましたが、また孔が開いて水漏れを起こしていました。 今回は土嚢を一つ埋め込んで補修しました。 また、溜まっていた泥はジョレンで掬いあげました。 上の田圃の中のアメリカザリガニが開けた孔を塞ぐ作業は次回行うことにして、下の田圃に移動しました。 下の田圃は水が濁っていましたので調べてみると、導水口が泥で埋まっていました。 この泥をあげて、パイプにヨシを通して掃除してあげたら、勢いよく水が入り出しました。 田圃の中にはアメリカザリガニが多数見られましたので、手網で掬い採りました。 しかし、2〜3cm大のものが殆んどで、際限なくいる感じでした。 網には 2cm程のホトケドジョウも入ってきました。 ここにもイネの穂が食べられて、捨てられていました。 イネが倒れたり、疎らになってしまったのも、足跡は確認できませんでしたが、侵入してきたアライグマによるものと考えています。 シオカラトンボが群れていました。 階段下の水路には水がたっぷりと流れていて、ヨシ原の池にも水が入ったようです。 しかし、ヨシやカサスゲ、オオミゾソバなどに覆われてしまっていて場所も定かではありません。 鎌を振るって、道をつくりながら進んだら、だいぶ方向が間違っていました。 更に、池の周囲のヨシを刈って、いくらか水面を開放しました。 ここのアメリカザリガニも掬いましたが、水が涸れている間に、どこかに移動してしまったようで採れませんでした。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation