谷戸の水辺の管理、草刈りなど 日時 2014/9/10(水) 10:00〜13:00 曇 場所 生田緑地 上の田圃周辺 参加者 岩田臣生、木坂陽子 今年はカナムグラを選択的に刈り取る活動を頻繁に行うことができなかったため、草地はカナムグラで覆われてしまいました。 そのカナムグラの隙間から、ツリフネソウが咲き始めていました。 一つは、このツリフネソウをできるだけ傷めないように、オダを立てる準備としての草刈りを行いました。 女性が一人で、大きな鎌を使って草刈りをしていたためか、通りかかった来園者が皆、声をかけ、会話が弾んでいました。 生田緑地の谷戸のガイド・ボランティアをしてくれているようなものです。 偶々、市外の同じ市の住民だった時は、一層、盛り上がっていました。 田圃の脇にはけもの道ができていました。 イネの食害は一層進んで、殆んど全ての株から少しずつ稲穂が切り倒され、食べられています。 中には全ての穂が食べられてしまった株もあります。 現状で、既に20〜30%の稲穂が食べられてしまっているのではないかと思われます。 しかも、重く実ったものを選んで食べているようです。 稲刈りの時に稲が残っているのだろうかと心配です。 犯人は状況からはアライグマと推察していますが、アライグマがイネ(米)をたべるという話は聞いたことがありません。 もう一つの活動は、上の田圃への導水路の点検と泥上げです。 水が涸れないようにしたいと思います。 この日はツリフネソウが咲いていました。 カナムグラに負けてしまって、少し残念ですが、まだまだこれからだと思います。 オニヤンマが水面の開放された水路にやって来ました。 シオカラトンボやオオシオカラもいました。 そして、マユタテアカネ♂が田圃の畦にいました。 草刈りをしていた草地にはクロイロコウガイビルがいました。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation