スミレ等の保護のための草刈り 日時 2014/11/20(木) 9:50〜13:10 曇 場所 生田緑地 東口北雑木林 参加者 岩田臣生、鈴木潤三 東口北の雑木林の崖面の草刈りを行いました。 ここは2006年から、かわさき自然調査団植物班と一緒に、スミレ類の保護のための草刈りを行ってきました。 スミレの開花時期には、開花株の数を調べたり、咲いているスミレの周囲のアズマネザサ刈りや草むしりを行っていますが、 晩秋には少し広い範囲のアズマネザサ刈り、倒木や落枝の片付け、林床を明るくするための常緑樹の間伐など、状態に応じた手入れを行っています。 この日は、対象のスミレは殆んど地上部が消えていましたが、シダ類やスゲ類が繁茂し、その中にキッコウハグマが数多くありました。 また、黄色く枯れているもののチゴユリもかなりの数ありました。 このスミレは生田緑地の別の場所にも小さな群落が一つありますが、そこでも、キッコウハグマやチゴユリが生育しています。 同じ環境を好む3種ですが、共存し続けることができるのか、見ていきたいと思っています。 また、今年種子から発芽したと思えるようなタマノカンアオイの小さな葉も多数ありました。 南東向きの崖面なのにタマノカンアオイの沢山の芽生えが見られたことに少し驚きました。 その他にも、多様な植物の芽生えがありましたが、大きく育ちそうなものは刈りました。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation