植物保護のためのアズマネザサ刈り 日時 2014/12/12(金) 10:00〜12:30 曇 場所 生田緑地 芝生広場西雑木林 参加者 岩田臣生、鈴木潤三 芝生広場西側の雑木林で、植物の保護を目的としたアズマネザサ刈りを行いました。 見上げるとコナラの木に鳥の巣がありました。カラスでしょうか。空き巣のようです。 私たちが行った当該地区の活動は調べて見たら、2010/1/10、2012/3/16、、2013/3/13、2014/2/6に行っていて、今回で5回目でした。 但し、アズマネザサ刈りの範囲は狭い範囲に留めていました。 その理由の一つは、余り目立たせたくないためです。 昔、枡形山〜戸隠不動尊の自然探勝路に接した雑木林のアズマネザサ刈りを"生田緑地の雑木林を育てる会"(当時は中島光雄さんが会長でした)が行ったところ、沢山のシュンランが咲いたのですが、全て盗掘されて無くなったという苦い経験があるからです。 生田緑地の植物の保護管理には、東京都心から近いことによると思われる盗掘を如何に防ぐかという大きな課題があります。 一部の人たちは、魅力的なものがあればPRに努めて、集客に使おうとしますが、これを盗掘から守ることには無頓着です。 でも、私たちは、生田緑地に生き残った在来の生物の棲息環境を保全しながら、巨大な都市的圧力からも守ろうと思っています。 そして、身近な生田緑地で自然に触れたいと思っている皆さんには、大いに楽しんでもらいたいと思っています。 その"解"を模索しながら活動しています。 さて、この過去の4回の活動の成果だと思いますが、アズマネザサは細くて小さく、アズマネザサ刈りというより草刈りのようなものでした。 そこで、周辺の落枝や倒木なども片付け、落葉掻きを行い、少しだけ、アズマネザサ刈りの範囲を広げました。 ここの植物がもう少し広がってくれることを願っています。 |
生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation