木道沿いの枯れカサスゲ刈り 日時 2015/1/28(水) 10:00〜12:00 晴 場所 生田緑地 ヨシ原南地区 参加者 岩田臣生、岩田芳美、木坂陽子 谷戸へ降りるついでに刻んだイネワラを1籠、田圃に入れることにしました。 カサスゲは繊維が丈夫で、枯れたものも放置しておくと園路景観としては魅力的とは言えない状態になります。 開花は4月中旬〜下旬です。 スゲ類の花は普通の人にとっては魅力を感じられる花ではありませんが、大きな雄花序の花粉が黄金色に輝く様は見事だと思います。 次の写真がカサスゲの花(2010/4/19)です。 この花が綺麗にみられるようにするために行うのが木道沿いのカサスゲ刈りです。 この時期、枯れたカサスゲの茂みの中には、越冬中のカタツムリやオオカマキリの卵嚢が見られますが、刈り取っても積んで、その中に置いてやれば大きな問題はないと思います。 落枝からジョウゴのようなキノコが生えていました。 飯室山北側の植生管理 植物班などから、飯室山北側の下草を刈り過ぎているという意見が聞かれたため、確認に行きました。 草本層が全て刈られているので、確かに刈り過ぎの印象は否めません。 アズマネザサだけでなく実生の木本も構わず、全てを刈ってしまうという管理方法は止めた方が良さそうです。 それだけではなく、見晴台からの眺望を確保するために大きな樹木が何本も伐り払われていました。 植生管理計画を決めるために行った現地での話し合いは完全に無視されたと感じました。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation