常緑樹小径木の伐採とアズマネザサ刈り 日時 2015/2/19(木) 10:00〜13:00 快晴 場所 生田緑地 梅畑・芝生広場・ハンノキ林分岐付近の木道沿い 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、富内雅美、細川洋子 谷戸へ降りて、ピクニック広場でシロハラ、萌芽更新地区下でアオジ、ハンノキ林でコジュケイの親子、コゲラに出会いました。 コジュケイは初めてという人もいましたので、アズマネザサの茂みにいた親子に釘付けになりました。 さて、樹下の暗さについては普段意識することはないと思います。 しかし、ホタルの国を歩いていると、同じ樹下でも一際暗い場所があることに気がつきます。 その暗い場所というのは常緑樹に覆われた場所だということが、日中歩くと分かります。 生田緑地の雑木林の林床には普通、アズマネザサが繁茂していますが、こうした暗い場所ではアズマネザサは疎らであったり、更に暗い場所では草本層に何もない裸地となっています。 今回植生管理を行う場所は、三叉路で、階段があって、一際暗いために、ホタルの国でも渋滞や小さな事故が発生していた場所です。 この場所の常緑樹を数本伐採し、少し明るくしようと考えました。 勿論、これはアズマネザサを元気に繁茂させるためではありません。 ここで消えそうになっていた里山の植物の生育環境を保全するためでもあり、合わせて木道沿いのアズマネザサを刈りました。 今までは、ホタルの国の準備として木道に蓄光目印を貼る時に、合わせて木道沿いのアズマネザサも刈っていました。 今回は裾刈りと言える程度に広げて刈り取り、将来的には、木道を歩きながら野草を楽しめるようにしたいと考えました。 アズマネザサ刈りをしている頭上2mほどの枝に、エナガが数羽飛んできました。 また、竹林の方でルリビタキの声がしました。 通行する来園者も多かったのですが、野鳥班の平賀さんや森さんも通り、トラツグミに出会ったことを聞きました。 木道の直ぐ傍、エゴノキの近くにあった直径12〜15cm程のシラカシを1本除伐しました。 自生する里山の植物を保護するためのアズマネザサ刈りを行いました。 直径5cm程のシラカシ1本と直径12cm程のヒサカキ1本を伐採し、辺りに生え始めたアオキ実生を刈りました。 木道の近くで若い女性が樹木を伐っているということで、声をかけていく来園者も多い活動でした。 木道沿いのアズマネザサを裾刈りしました。 集合写真を撮りました。(撮影 岩田芳美) |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation