ハンノキ林西尾根の常緑樹2本伐採 日時 2015/3/5(木) 10:00〜13:30 晴 場所 生田緑地 ハンノキ林西尾根 参加者 岩田臣生、木坂陽子、鈴木潤三 今回はハンノキ林の西側の尾根の北端部、湿地の直ぐ南側の部分のエゴノキとヤマザクラの間にあったシロダモと、このヤマザクラの直ぐ南側にあったシラカシの2本を伐採しました。 ハンノキ林西側の尾根は常緑樹林化しています。 10年前の2004年11月に、生田緑地の雑木林を育てる会(当時の代表は青木さんでした)と合同でスギを数本伐採しましたが、斜面の下に木道があることから、その後は常緑樹の間伐をしていませんでした。 しかし、常緑樹は年とともに大きくなっていくので放置すれば益々手に負えなくなります。 湿地を明るくするためには、南側の常緑樹を伐採しなければならないと考えていました。 そこで今回は、先ず、木デッキの上に伸びていたシロダモを伐採することにしました。 このシロダモは数年前にミナミトゲヘリカメムシという外来種の幼虫と成虫が観察された樹木です。 その後、このカメムシは生田緑地では見かけなくなっています。 休憩していたら、ヒヨドリがツバキに飛んできて、花を啄んでいました。 2本目としてヤマザクラの直ぐ上のシラカシを伐採することにしました。 周囲をヤマザクラ、イヌシデ、シラカシなどが囲んでいたので注意して伐採したのですが、上手くいきませんでした。 伐倒の手順書などには、やってはいけないと注意してあるような危険な方法で、時間はかかりましたが、何とか伐倒することができました。 それでも、シラカシの先端部がイヌシデの二股部に引っかかって、残ってしまいました。 そうしたら、この日の参加者は、木登りは得意だからと言って、残っていた枝を引きずり降ろしてしまいました。 帰り道のハンノキ林には、シジュウカラ、エナガ、ヤマガラの混群が見られました。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
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