生田緑地の谷戸の自然保全活動



下の田圃裏の水流の保全管理

日時 2015/12/28(月) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 下の田圃周辺
参加者 岩田臣生

一昨日の26日で活動納めのつもりでしたが、昨夜、下の田圃裏の水流から田圃に水が入っていないという連絡が入りましたので、手を入れるために下の田圃に来ました。
田圃付近のヨシの茂みには、シジュウカラ、アオジ、シロハラなどが出たり、入ったり、近くのモウソウチクの茂みにはヒヨドリが群れていました。
田圃の畦には霜が残っていました。
下の田圃裏の水流には、田圃に導水するためのパイプの口が見当たりません。 たっぷり泥の溜った浅い水流になっていました。
パイプのあるはずの場所にジョレンを入れて泥を掬いあげてから、何か、パイプの掃除に使えそうなものはないかと思っていたら、田圃側のパイプの口から水が噴き出してきました。


目的は果たしましたが、このままでは、また直ぐに泥が口を塞いでしまいそうです。
そこで、ここから上流側20〜30mの範囲について、水流沿いに生えていたヨシ、ミヤマシラスゲ、アズマネザサなどを刈ってからジョレンで泥あげを行いました。
水流の底が岸辺と変わらぬ高さになって、岸辺は湿地のように柔らかくなっていましたが、畦つくりと同じように、泥を岸辺に積みました。


また、田圃の奥の水路だったところも、ヨシを刈って、泥を上げて水路に戻しました。
こんな作業中でも、シジュウカラはやってきて、ヨシの茎から何かを啄ばんでいました。
今年はツルマメの実も残っています。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation