上の田圃の下の段の代掻き(攪乱) 日時 2016/4/21(木) 10:00〜13:00 曇 場所 生田緑地 上の田圃の下の段 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美 上の田圃の下の段の攪乱を行いました。 田圃の中には、アズマヒキガエル幼生(オタマジャクシ)が広がっており、カルガモが2羽(つがい?)居ついています。 まずは、このオタマジャクシを網で掬って、田圃上の水路に移しました。 水域としては繋がっているので、自力で戻れるでしょう。 また、上の段からの水が入る所には網を置いて、下の段にオタマジャクシが入ってこないようにしてから、下の段の攪乱を始めました。 上の田圃の下の段は2006年に再生した田圃です。 前々年に耕耘機で、畦も何も関係なく耕され、砂利も、粘土も混在した土でしたが、10年経って、少しは田圃の土らしくなってきたでしょうか。 普通の田圃なら田起こしから始めるところですが、冬季湛水の田圃で、アズマヒキガエルの産卵場所にもなっていますから、 水のある状態で、備中鍬を使って深く掘り起こして、できるだけトロトロの湿田の土にすることを目標に活動しました。 シュレーゲルアオガエルの声が聞こえてきますが、カルガモがいるために田圃に近づけないのでしょうか、 今回は卵塊を見つけることができませんでした。 一旦逃げたカルガモが、いつの間にか戻っていて、攪乱した後の浅い水際で何かを貪っていました。 付近の草地で、セリバヒエンソウや カナムグラを抜き取る作業も行いました。 田圃の周囲にはミヤマシラスゲが咲いていました。例年より、だいぶ早い開花です。 田圃の畦には、ノミノフスマやヤブタビラコが咲いていました。 ヤトセスジジョウカイ?やナミテントウが現れました。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation