下の田圃 日時 2016/6/20(月) 09:50〜12:30 場所 谷戸の下の田圃の取水口 参加者 岩田臣生 下の田圃取水口保全 先週から下の田圃の水が涸れている状態でした。 ホタルのことがあるので控えていましたが、取水口が塞がっていることは想像できたので、足元に気を付けながら、取水口を開けるために最低限必要な泥あげを行いました。 パイプの中にはつまりは無かったようで、取水口を埋めていた泥を上げるだけで、田圃に水が入り始めました。 コマツカサススキの保護 コマツカサススキがオオミゾソバに埋もれようとしていたので、周囲のオオミゾソバを踏み潰しました。 何故か、オオミゾソバの花が咲き始めていました。 ハンノキ萌芽の保護 ヨシ原の昨年伐採したハンノキの萌芽がツリフネソウやヨシに覆われてしまっていたので、ハンノキの周りだけ刈りました。 一昨年伐採したハンノキも、高さ1m辺りまでは覆われ、ヤブカラシやカナムグラ、クズなどは更に上まで絡みついていましたので、このハンノキの周りも刈りました。 3本あるハンノキを毎年1本ずつ伐採していますが、萌芽力は大きく、何とか枯れずにいます。 この辺りのツリフネソウ、カサスゲの草地には、ヒメギス幼虫、イオウイロハシリグモなどが沢山いました。 トビイロツノゼミ ヤブマオの葉上にトビイロツノゼミがいましたが、ダニが寄生しているようでした。 ショウジョウトンボ 目的の作業を終えて、上の田圃に来たら、ショウジョウトンボが 2匹、オオシオカラトンボに追い払われながら、鳥除けテープに止まったり、飛び回ったりしていました。 田圃の中にはシュレーゲルアオガエル幼生が育っています。 コオニヤンマ 梅畑の木陰で休憩していたら、大きなトンボが飛んできました。 コオニヤンマのようです。 ヤブヤンマ ハンノキ林上の池ではヤブヤンマがオオシオカラトンボに追い払われながら、奥の土の斜面で何か探すように何度も地面に近づき産卵でもするかの如き行動を繰り返していました。 しかし、綺麗な青色の複眼はオスであることを示しています。 日中、何をしていたのでしょうか。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation