生田緑地の生物多様性保全の活動



モニ1000生田緑地 中大型哺乳類調査定点カメラ設置
オオブタクサ駆除など


日時 2016/8/3(水) 10:30〜14:30 晴 
場所 生田緑地 定点C、F3、Q2、 谷戸
参加者 岩田臣生、岩田芳美

モニ1000中大型哺乳類調査8〜9月期の定点カメラを設置しました。


1台は中央地区南側エリアのC点に設置しました。 南側のエリアは園路が密に配置されているため、設置できる場所が少ないのですが、一番実績のある場所を選びました。

F3
北側のエリアでは、上の田圃に近い水辺に設置したいと考えました。 上の田圃に来る哺乳類は、この水辺に寄っているのではないかと考えています。
定点カメラを設置するために、モウソウチクの支柱を立てて、しかも、木道からカメラが見えないように細工することにしました。
設置してから木道から見ると、この仕掛けそのものが目立っていました。
足跡は確認できなかったので、冒険だと思いましたが、草の繁茂が見られない水辺なので、哺乳類が現れれば面白いと思いました。


木道から下の田圃を見たら、田圃の水が止まっていました。 今朝の強い雨で土砂が流され、パイプの導水口が埋まったようです。 定点カメラの設置を中断して、パイプの口を埋めた土砂を取り除き、水を入れました。
作業を終えて立ち上がったら、目の前で、オオシオカラトンボがオオカマキリの幼虫に捕まっていました。
直ぐ近くに、シオヤアブ♂がいました。


Q2
3台目の設置場所は、谷戸の末端付近に、新たに考えたいと思い、探しましたが、草の繁茂が著しく、冬の間、鮮明だった獣道が殆ど消えていました。
暫く歩き回りましたが、この辺りへの設置は諦めました。
そこで、谷戸の右岸の雑木林の林床を調べて、獣道を確認できたので、そこに設置しました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation