生田緑地の生物多様性保全の活動



稲刈り後の田圃の保全など

日時 2016/10/6(木) 10:00〜13:00 晴 
場所 生田緑地 谷戸の湿地、田圃
参加者 鈴木潤三、田村成美、細川洋子

2004年に、谷戸に田圃を再生する活動を始めてから12年経過して、初めて、岩田は活動を休んで、班員に任せました。
稲刈り後の田圃の活動は、何回も経験しているので、問題は無いと思いました。 これからは、少しずつ、このような活動を増やしていきたいと思います。

細川は、梅畑のカナムグラ刈りを行いました。
カナムグラは、これから雌花が咲きますので、ツリフネソウを気にしながら、雌株はできるだけ刈り取っていきたいと思います。


上の田圃への導水路部分の堰の上部2箇所に穴が開いていて、水が溜まらず、竹の樋には全く水が流れていませんでした。
これは、イネワラと土嚢2袋で補修し、流れを回復させました。
(田村、鈴木)


上の田圃の下の段の全周囲と上の段の周囲半分の畦への泥上げを行いました。
泥上げを繰り返すことで、畦が補強されます。
また、田圃の外周部に水面をつくることにもなります。
(主に田村さん)


ハンノキ林下の湿地の水路が複数個所で水漏れしており、3段目には全く、2段目には僅かしか水が入っていなかったので、これを修復。
特に1段目では湿地の出口までの間で、小さな穴が5、6か所あり、2段目に落ちる水量が僅かになっていた。
さらに、1段目から2段目に入った入口の脇、2段目から3段目に落ちる少し前の土嚢の下等に水漏れの穴があった。
(鈴木)

日曜日に稲束をかけたオダは、昨夜の強風でもシートが少しめくれた程度であった。
勿論、これはかけ直した。


緑地内は、殆ど無風で暑かったが、猛暑のころに比べるとずっと秋らしくなっていました。

生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation