生田緑地の生物多様性保全活動


今朝の西口トイレには、 5〜6種の蛾がいました。



環境省モニタリングサイト1000里地調査
哺乳類調査定点カメラ設置

日時:2022/5/3(火) 10:00〜12:00 晴
場所 生田緑地 V、A、S
参加者 岩田臣生

モニタリングサイト1000里地調査第4期最終年の生田緑地調査中大型哺乳類調査を始めます。
尾根筋の園路脇に、ツリバナが咲いていました。

定点Vに定点カメラを設置しました。

定点Aでは、枯れコナラにセンサー・カメラを設置しました。
その枯木の根元近くからは、新たな枝葉が伸びていました。
ギャップをつくってやれば、若しかすると、更新できるのかも知れませんが、・・・。


谷戸に降りる階段脇のハンショウヅルが開花していました。
今の子どもたちは半鐘(はんしょう)を知らないので、いつも説明に困っている植物です。

3台目のカメラは、地点Sに設置しました。
3月に付近の斜面の一部を皆伐しているので、モニタリングしておきたいと思いました。
ハンノキ林が、すっかり新緑に包まれていました。

哺乳類調査の定点カメラの設置を終えたので、4/26(火) に土嚢堰を補修した上の田圃の水の状態を確認しに行きました。
雨を受けて、田圃には水面が広がり、水が土嚢の上から溢れ出ていました。

下の田圃の状態も観察しました。
水中で戯れるホトケドジョウが見えました。
ここの土嚢堰も補修して、田圃の中に生えてきたヨシは根から掘り取っておいた方が良さそうです。
田圃の周囲は、ミゾソバが優占してしまいました。

谷戸の状態確認を終えたので、梅の木広場で合流しました。


谷戸のセリバヒエンソウ駆除
日時:2022/5/3(火) 10:00〜13:00 晴
場所 生田緑地 萌芽更新地区下、梅の木広場
参加者 岩田芳美、伊澤高行、岩田臣生(12:00〜)

谷戸のセリバヒエンソウ駆除は 4/23(土) の里山倶楽部でも行いましたが、遅れて発芽したセリバヒエンソウが開花しています。
萌芽更新地区下のセリバヒエンソウ駆除から始めました。
園路を通行する来園者から「何をしているのか?」と尋ねられ、それに答えながらの活動となりました。
連休のため、谷戸を歩く来園者も増えていますが、小さな子どもに「ありがとうと言うんだよ。」と教育してくれた若いお父さんがいました。


梅の木広場のセリバヒエンソウ駆除も行いました。

柿の木の下に育っていたアオキ、シロダモ、アズマネザサなどを刈ったら、ウラシマソウが現れました。
草地の上をクロハネシロヒゲナガ(オス)がヒラヒラと飛んでいました。
ハリカメムシが葉上にいました。



主な活動を終えて、木陰にある竹林下デッキのベンチで休憩しました。
竹林縁辺部のタケノコが大きくなっているのが気になって、竹林縁辺部に成長したタケノコだけ、除伐しました。



エゴノキの枝に巻かれた葉が着いていました。
エゴツルクビオトシブミが巻いて、産卵した葉で、幼虫、蛹となって、羽化するまで過ごす揺籃(ゆりかご)です。

かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
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