日時 5月18日(日)14:00〜16:00 場所 青少年科学館〜飯室山〜ハンノキ林 講師 磯谷達宏(国士館大学文学部教授) 参加 清水士郎 金摩理(かわさき自然調査団)、小泉恵佑(同)、渡辺初代(同) 白澤光代(生田緑地の雑木林を育てる会) 倉本 宣(雑木林勉強会、明治大学農学部教授) 成川秀幸(川崎市青少年科学館) 堀江洋(川崎市北部公園事務所)、鈴木修司(同)、山口民泰(同) 市民部会事務局/岩田芳美、岩田臣生(かわさき自然調査団水田ビオトープ班) 参加者12人 今年度の市民部会では、植生管理における空間の単位として「微地形区分」に着目していきたいと考え、昨年、特定非営利活動法人かわさき自然調査団と川崎市青少年科学館の共催で開催したシンポジウム「生田緑地の植生管理」の講師として微地形の話をして戴いた国士館大学の磯谷教授にお願いして勉強会を行なうことにしました。 この日は、その第1回目で「微地形と植生の対応関係を見る」と題して、室内での講義とフィールドにおける事例観察を行ないました。 14:00〜15:00 青少年科学館学習室において、斜面を構成する地形単位について講義して戴きました。 枡形山を山城として利用するに際して、当時の土木技術による地形の改変があったということが推測される根拠など、自然地形との違いについての説明を受けながら、更めて、枡形山〜飯室山の尾根路の地形について観察していきました。 飯室山の北側の谷頭凹地は磯谷先生が授業でも使っている場所だそうです。 遷急線や遷緩線が現場ではどこになるのか、谷頭凹地と斜面での植生の違いなどについての興味深い話がありました。 谷頭斜面に当たる斜面と谷底部 枡形山下谷戸の入口で、谷底面についての説明がありました。 麓部斜面と下部谷壁斜面との区別は難しそうです。 この日の微地形の観察を終えて、質疑応答、感想発表などを行なって、市民部会を終了しました。 |
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