日時 2011/2/19(土)10:00〜13:30 曇
場所 城山下谷戸地区(芝生広場〜戸隠不動跡) 参照:植生管理区分図
参加 佐々木キヨ子、杉内夏彦、長岡泰造
(生田緑地の雑木林を育てる会)白澤光代
(かわさき自然調査団)小泉恵佑、前田浩子、前田 宏、水上 健
(多摩区道路公園センター)山口泰民
(市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美
城山下谷戸の谷底部には大きなアズマネザサが密生し、その中にヤマグワが生えていました。
また夏〜秋には、セイタカアワダチソウやオオブタクサも繁茂して、駆除を続けていました。
更に、これらにカナムグラ、カラスウリなどが覆い被さり、園路の雰囲気を暗く、気持ちの悪いものにしていました。
昨年10月の市民部会では、一度全てを除伐してから、更めて低木層〜高木層まで連続する雑木林に育てていこうということになりました。
今期は選択的な除伐ではないこと、ここのアズマネザサ刈りは相当大変だろうと思われたことから、業者による除伐作業を計画しました。
その業者による除伐を今年1月に行ない、業者が仕残したところを市民部会で仕上げることにしました。
公園管理事務所裏に集合し、現地に向かいました。
現地に着いたところで、簡単に自己紹介を済ませ、活動を開始しました。
谷底部のアズマネザサは刈り取られ、殆どヤマグワで構成される低木層が残されていましたので、ヤマグワを除伐して、数ヶ所にカントリーヘッジとして積み上げることにしました。
園路を通りかかった人から、園路の上に垂れ下がっていた枝が最近、急に低くなって、目の高さになってしまったので何とかしてほしいと言われました。
アブラチャンですが、支柱で支えるにしても、この場所で持ち上げるのは相当困難であることから、この1本を伐らせてもらうことにしました。
伐り倒して分かってのですが、このアブラチャンの枝先には花芽が沢山ついていました。
中間の休憩です。園路沿いのヤマグワの除伐が済んで、平坦な部分が結構広かったことが分かってきました。
井戸状の穴が現れました。
半ば地面に埋まったようなゴミが次々に出てきましたが、極めつけは台所の流しでした。
活動が少し長引いてしまいました。
ホタルの里まで見通せる状態にはなりませんでしたが、この日の活動は終了することにしました。
熱いお茶と甘い菓子で休憩しました。
休憩しているとモズがやって来て、カントリーヘッジの上に止まりました。
周辺の地面に飛び降りては、またカントリーヘッジの上に戻ってきます。
この上から獲物を捜しているのでしょうか。
|