生田緑地植生管理協議会市民部会
里山倶楽部B
第B-5回《中央広場南側地区》


日時 2011/9/17(土)10:00〜13:00 曇時々雨 29℃
場所 生田緑地中央広場南側地区 A23-3
参加 金子文隆、小泉恵佑、白澤光代、藪 哲二
  (多摩区役所道路公園センター)山口泰民
  (市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美

里山倶楽部Bの第5回は、再整備の進んでいる中央広場の南側地区のうち A23-3 地区を対象としました。
まだ暑さが厳しい中の下草刈りとなりましたが、里山倶楽部としては初めて植生管理を実施する地区ですので 作業をしながらも、どんな雑木林なのかを観察しておくことが大切だと考えています。

対象地区の斜面の下の園路にはトキホコリが生育しています。 今年度、中央広場整備の一環として、この園路の舗装をやり直すことになっています。 従って、この部分のトキホコリは一旦消えると思いますが、それでも一応、できるだけ踏み荒らさないように跨いで、斜面の下から刈り登ることにしました。

休憩は藤棚の下でとりました。 休憩に入った途端に雨が降り出しました。 一時はかなり強くなり、中断かとも思いました。 しかし、やがて小降りになり、作業を開始すると止みました。

作業を再開すると雨も止みました。
斜面の中程まで進んで、刈ったアズマネザサを積んでおける空間ができましたので、今までに刈った分も全てそこに集めました。

対象区域の全ての下草刈りを完了させることは今回の作業ではとても無理だということは誰もが理解できる状況でしたので、 暑さの中の作業ということもあり、早めに終りにしました。
冷たい麦茶を飲んで、一休みして今回の里山倶楽部を終わることにしました。

中央広場の工事で消えたのではないかと心配されていたナンバンギセルが咲いていました。 もう終盤でしたが、皆で観察してから解散しました。

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