ピクニック広場地区の下草刈りなど 日時 2019/12/24(火) 11:00〜16:00 場所 ピクニック広場地区 A05 参加者 岩田臣生、岩田芳美 ピクニック広場地区のアズマネザサ刈りは年末の恒例になっていて、12/26(木) にやろうと話していたのですが、天気予報は小雨になっていましたので、 できる範囲だけでも実施しておくことにしました。 ピクニック広場地区は、ヤマグワ、ヒメコウゾ、アズマネザサなどの鬱蒼たるヤブで、ホタルの国の活動時など、来園者からは「気持ち悪い」、「怖い」などの声が聞かれ、 気持ちの良い樹林にすることについて、野鳥ファンの皆さんと話し合いを繰り返した結果、場所を特定してのアズマネザサ刈りについて合意が得られましたので、 平成 20 年(2008)11/15(水) の市民部会において、12 人が参加して、アズマネザサや枯損木を撤去しました。 しかし、それでも暗い雰囲気には変化なく、昆虫班からの「チョウが吸蜜できる草地がほしい」との意見などを受けて、話し合いを続け、植生管理計画の目標植生を草地にして、 平成 24 年 (2012) 3/22(木) の市民部会において、参加者 6 人で、下方の樹木を伐採しました。 草地として管理するようになっても、チョウの吸蜜源になるような花は急には増えてくれませんでしたが、先ずはタチツボスミレが広がり、数年前からアオイスミレが咲くようになりました。 毎年のアズマネザサ刈りの目的としては、ピクニック広場東階段の山側のハンショウヅル、タマノカンアオイなど、 階段下側の斜面上部のアオイスミレ、下部のトモエソウなどの保護を意識した活動を行っています。 階段山側の斜面を観察会用に、ハンショウヅルを刈らないように、アズマネザサなどを刈りました。 ピクニック広場平坦部のアズマネザサなどを刈りました。 階段の谷側のピクニック広場東斜面は、大きな落枝がいくつも転がっていたので、これを使って、二つのカントリーヘッジをつくりました。 アズマネザサは小さなものばかりでしたが、落葉が厚く溜まっていました。 アズマネザサやシダを刈りながら、落葉と一緒に掻き落として、カントリーヘッジ近くに集めました。 落葉の下から、タチツボスミレやアオイスミレ、キランソウなどの葉が現れました。 斜面に生えていたキブシの古い株は伐採し、材はカントリーヘッジに追加しました。 二人では、とても全域はできないだろうと思っていたのですが、もう一息という所までできたと思いつつ、活動を終えました。 落枝にはキクラゲの仲間のほか、こんな白いキノコも見られました。 コケの仲間も見られました。
かわさき自然調査団の活動
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