生田緑地の生物多様性保全活動
ピクニック広場地区のアズマネザサ刈り
日時:2020/12/10(木) 10:00〜12:30 
場所 生田緑地 ピクニック広場地区 (A05)
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

ピクニック広場地区(A05)の谷戸に降りる階段に沿った斜面の樹林を伐採したのが、2012/3/22(木)の里山倶楽部でしたので、 草地を目指した管理を始めてから 8 年が経過したことになります。
春には、斜面上部に広がったアオイスミレが咲き、夏には、トモエソウを始め、多様な草本が咲き、秋にはヤマハギなどにキタキチョウが飛来するようになっています。
夏草の繁茂は著しいのですが、草地管理としては、12 月 1 回のアズマネザサ刈りで済ませています。
このアズマネザサ刈りの後の落葉の広がる地面には、落葉の下に潜ってしまったと思われるエノキの実や草の種子を啄むシロハラ、クロジ、アオジ、キジバトなどが観察されます。
そんな光景を想像しながら、アズマネザサ刈りを行い、落葉掻きも行いました。









ヤブランが黒い実をつけていました。

活動中にジョロウグモを追い立ててしまったようです。
階段の手摺部に避難しているジョロウグモがいました。

曇でしたが、クサイチゴの茂みにキタテハがいました。

かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation