生田緑地の生物多様性保全活動

谷戸の枯草刈り
日時:2022/2/17(木) 10:00〜12:20 晴
場所 生田緑地 下の田圃地区(B07)、上の田圃地区(B06)
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美、上路ナオ子、伊澤高行、井口 実

2/13(日)の里山の自然学校では、谷戸の草地に群れているシジュウカラを観察しました。
今冬はマンリョウの紅い実も残っておらず、冬鳥も殆んど見かけることがありません。
野鳥の餌になるものが、非常に少なくなっているようです。
そこで、草地の枯草を刈って、残っていた実を地面に落としておくことにしました。
枯れ草刈りは、春を待っている草の芽のためになると思います。
この日の田圃には氷が張っていましたが、もうじきアズマヒキガエルが集まって来て、蛙合戦が起こるでしょう。


(下の田圃周辺)
2/3(木)に枯れカサスゲ刈りを行いましたが、そこから上の田圃地区に向かって、木道沿いの枯れ草刈りを行いました。





(上の田圃下草地)
2/8(火)に田圃下の水辺の泥上げを行い、そのために邪魔になったミヤマシラスゲなどの枯草を刈りましたが、それは極めて部分的なものでした。
今回は改めて、枯草刈りを進めました。








(上の田圃上の草地)
上の田圃の上側にはミヤマシラスゲが広がり、夏にはツリフネソウが繁茂してくれます。
そんな草地にも、アズマネザサやススキ、ヒメコウゾなどが発芽してきますので枯草と一緒に刈りました。








この日は、オオカマキリ、コカマキリなどの卵鞘を観察できました。


かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation