ハンノキ林上の池の掻い掘り、 伝統工芸館前地区のオオモクゲンジ除伐 日時 2019/2/5(火) 10:00〜13:00 曇 場所 生田緑地 伝統工芸館前地区 参加者 岩田芳美 伝統工芸館前地区はマルバスミレが群生していたのですが、暫く管理を怠っていたら消えてしまい、 オオモクゲンジの実生が繁茂していました。 オオモクゲンジは、中国および朝鮮半島南部を原産地とする樹木で、この場所の近くにあった大木から落ちた種子が発芽したものだと思います。 生田緑地として市有地化される前にあった造園業者の土地であったことによるもので、ユーカリ同様、生田緑地の歴史遺産ではあると思います。 勿論、外来種ですから、オオモクゲンジの林にする訳にはいきませんので、とりあえず除伐しました。 ハンノキ林上の池の掻い掘り 日時 2019/2/5(火) 10:00〜13:30 曇 場所 生田緑地 ハンノキ林上の池 参加者 岩田臣生 今年は雨が降らず、気温が安定しないため、生物の活動予測が難しいのですが、アズマヒキガエルの繁殖期に備えて水辺の手入れをしておくことにしました。 ハンノキ林上の池は、昨年の冬はスコップで掻い掘り(泥上げ)を行いましたが、泥の投げ上げが上手く行えず、投げた泥は斜面を流れ落ちてくる状態でした。 2018年 1月11日の水田ビオトープ班の活動 今冬は、肥ヒシャクを試してみることにしました。 昔は普通に見られた肥ヒシャクでしたが、今では殆ど見ることも無くなっていて、名前も分かりませんでしたが、昔からの金物屋さんで尋ねて入手しました。 泥上げは周りに人がいない方が泥を掛け合うことも無いと思って、一人で活動しました。 この辺りは昨年末から、野鳥ウオッチングの人たちが集まっているのですが、この集団を無視して、池に入り、静かに泥上げを行いました。 池の泥は水深が 10cm 程度にしか見えないほど厚く堆積していました。 また、落葉も厚く積もっていました。 当然、今回の活動だけでは不十分ですが、思いのほかスマートに活動できましたので、肥ヒシャクはなかなか使える道具であり、アズマネザサの泥止めも有効だったと思います。 2019年 1月15日の水田ビオトープ班の活動 活動を終わりにして、デッキに座り込んで休憩していたら、可愛い野鳥が降りてきて、目の前の木の枝に止まりました。 腹部の黄色が鮮やかでしたが、名前は残念ながら分かりません。 沢山のヒヨドリや、アズマネザサの茂みで鳴くシロハラなどは分かりますが、素早く飛び回る小さな野鳥は姿を目に焼き付けることもできません。 少し座っていただけで、ハンノキ林上の池のデッキに野鳥ファンが集まる理由が分かったような気がしました。 帰ろうと立ち上がって歩き始めたら、待っていた野鳥ファンの皆さんがゾロゾロと集まってきました。 この日の西口トイレには、シロフフユエダシャク?が数匹集まっていました。 |
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